田沢湖ビールの歴史

田沢湖ビールオープンまで

田沢湖ビールの始まりは、1994年に酒税法が緩和され、ビールを醸造するための免許取得に必要な年間最低製造量が、2,000klから60klまで引き下げられたことに発します。この規制緩和に秋田県で初めて注目し、行動を開始したのが秋田県仙北市にある、「株式会社わらび座」です。
そもそも「株式会社わらび座」とは、民族伝統をベースにした現代的な舞台作品で全国公演している劇団「わらび座」としてスタートし、1953年から秋田県田沢湖町(現仙北市)に本拠を置いて活動しています。1974年に「わらび劇場」を建設。その後、温泉宿泊施設「温泉ゆぽぽ」もつくり、自然と文化の中で、心も体もリフレッシュできる場として「たざわこ芸術村(現:あきた芸術村)」を設立し、様々な文化活動を続けております。その一環として、地ビールも「新しい文化の創造」という視点から大変魅力がある、ということで検討に入ったのです。

秋田県第一号の地ビールとして田沢湖ビールがオープン!

1997年 9月 田沢湖ビールオープン
オープン当初のビールの種類【アルト・ケルシュ・バイツェン・ダークラガー】
1998年 5月 ピルスナー発売
当時の定番5種類【アルト・ケルシュ・バイツェン・ダークラガー・ピルスナー】が揃う
2000年 4月 初のPB商品の発売
秋田県仙北郡角館町(現在の仙北市角館)地域限定で「角館麦酒」をリリース
2000年12月 ブナの天然酵母を使用したビールの発売
現在の【ブナの森】。当時の商品名は【天然酵母ビール】
2001年 4月 桜の天然酵母を使用したビールの発売
現在の【桜こまち】。当時の商品名は【桜酵母ビール】
2006年 ジャパン・ビアカップ2006にて【アルト】金賞受賞
2007年 インターナショナル・ビア・コンペティション2007にて【アルト・ケルシュ】が金賞受賞
2008年10月 日本初の原材料100%秋田県内産ビールを発売
商品名【あきた麦酒 恵】発売初年度は秋田県内限定発売
2009年 1月 初の冬季限定醸造ビールを発売
チョコレートモルト使用の【W Chocolate bock】Yahoo!ショッピング ビールカテゴリにてランキング1位を獲得。
2010年 9月 秋田駅ビルトピコ内に系列飲食店【あきた海鮮食堂】オープン
2015年に「えきのビアバルMANMA」にリニューアル。
現在は業務提携会社「(株)フードボックス様」経営の「YA-YA Stazione B」
となっています。
2011年 ワールド・ビア・アワード2011 にて【アルト】がベスト・アルトビール獲得!
2012年 3月 スポーツチームとの初のコラボビールを発売
J3(当時は日本サッカーリーグ)所属「ブラウブリッツ秋田」とのコラボ商品【ブラウブリッツビール・夢】を発売
2013年 ヨーロピアン・ビア・スター2013 にて【アルト】がデュッセルドルフアルト部門金賞受賞!
2013年 2月 新幹線デザインの初の缶ビール発売
JR東日本秋田支社様とのコラボ企画。新秋田新幹線をラベルデザインとして「スーパーこまちビール」発売
2014年10月 地元「秋田県仙北市」産原材料のビール【こまちヴァイス】発売
仙北市産小麦の「ねばりごし」を使用
2016年 7月 県外初の直営店「田沢湖ビール -SENDAI-」をオープン
※現在は閉店しています
2016年 7月 地元飲食店・酒販店とのコラボビール発売
地元店舗の有志からなる「ヒットホッパーズ」とのコラボで【シトラスシャワーエクストラピルス】を発売
2018年 4月 なまはげデザインラベルリリース
2018年 4月 プロ野球チームとのコラボビール発売
東北に拠点を置く「東北楽天ゴールデンイーグルス」のイーグルスビールの一つとして【イーグルスレッドエール】を発売
2018年10月 新工場長の就任
オープン以来工場長を務めた小松に代わり現工場長の佐々木が就任。(初代工場長小松は現顧問)
2019年 4月 (株)龍角散とのコラボビール発売
龍角散ハーブパウダーを副原料に使用した【ドラゴンハーブヴァイス】を発売
2019年10月 プロバスケットボールチームとのコラボビール発売
地元秋田のチーム「秋田ノーザンハピネッツ」とのコラボビール【ハピネッツビール】を2種類発売
2021年12月 秋田県新品種米「サキホコレ」を配合したビールを発売
秋田県醸造試験場と秋田県麦酒醸造技術研究会での共同開発による商品開発を行う
2022年7月 事業承継に伴い運営会社が「株式会社あきた芸術村」に変更

 

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