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ブルワー(醸造士)
工場長(ヘッドブルワー)佐々木 純一
2007年入社・2018年10月工場長に就任
秋田県出身。学生時代からお酒の醸造に興味を持ち、高校の生物工学科で酵母や培養を学ぶ。その後新潟県内の専門学校醸造科で更にお酒への知識を深める。
卒業後すぐに(株)わらび座・田沢湖ビールへ入社し、初代工場長(小松)の下でビール醸造のいろはを教わりながら、醸造に関わる。
11年の修業期間を経て2018年10月に工場長に就任した後は、クオリティの高い安定したビール造りをモットーにしながらも、様々なコラボビールの開発や新たな副原料をいれたビールの開発にも意欲を注ぐ。
<工場長佐々木からのコメント>
ビールは麦芽の種類、ホップ種類、副原料、など組み合わせが無限のように存在します。
ここまで自由度が高く楽しまれているお酒はビールだけだと思います。田沢湖ビールの定番ビールはファインアロマホップのザーツホップのみで醸造しますが、麦芽の香りや甘さ、酵母の造り出す香りでさまざまな味わいを出しています。
そして、クリアで雑味のないビールを造ることにも力を入れています。クリアなビールにすることで繊細な酵母の醸し出す香りを楽しんでいただくことができると思います。
田沢湖ビールを飲んだお客さまが楽しくなりいつの間にか3ℓ飲んでしまうビールを目指してこれからも醸造していきたいと思います。
初代工場長(ヘッドブルワー)小松 勝久
1996年入社・オープンから2018年9月まで工場長を担う(現顧問)
秋田県出身。田沢湖ビールの味わいとクオリティを造り上げた初代工場長。
入社前はホテルマンで料理や飲み物の提供を行っていた。コース料理では満腹感で料理提供が遅れる事からビールは敬遠されていたが、勉強のため取り寄せた世界中のビールを飲み、その味わいや色、香りの違いに衝撃をうける。
すぐにビールの虜となり、研修としてドイツへ渡航。醸造所での研修の合間にもドイツ中を飲み歩き、ビール醸造への想いを深めていった。その後地元企業である(株)わらび座の地ビール事業立ち上げに伴い、醸造責任者として入社。
田沢湖ビールの現在のラインナップほぼ全てを造り上げ、醸造したビールは数多くの賞を受賞し、多くのファンからの支持を集める。
2018年9月に世代交代のため工場長を退き、支配人(後に顧問)に就任。
田沢湖ビールのスピリッツや作業の効率化、新しい商品開発等、後進の指導にあたる。